9月までの勉強法。 for 国立大志望の宅浪生
宅浪で一番困るのは、どこから勉強に手をつけて良いかわからないところにある。ノウハウが全くないので、どのレベルから初めて良いかもよくわからない場合が多いはずだ。
さて、ここからは筆者の経験による話になるので、対象者が限られてくる気もするが、一応似たような宅浪生がいたときに参考にしやすそうなのでプロフィール(宅浪時)を載せておくことにする。必然的に、理系のノウハウを語ることになるが、文系の人も参考程度にはなるかもしれない。
| 文系/理系 | 理系 |
| 志望校 | 京都大学工学部 |
| 足りなかった点数 | 3点 |
| 出身高校 | 北野高校(大阪) |
| 部活(高校の時) | 陸上部 |
ということで本題に入る。最初、何から手をつけるべきか?ということであるが、宅浪が決まったらまずはじめに取るべき7つの行動で紹介したように、まずは各教科新しい参考書を購入しているはずなので、それをいつまでに終わらせるかを決めなければならない。
センター対策に限定せず、9月にセンター試験の過去問を開始するまでに、一通り学習しておきたいので、次に示す例のように、1週単位でスケジュールを立てる。
| 月 | 数学 |
| 火 | 国語・日本史 |
| 水 | 英語 |
| 木 | 物理 |
| 金 | 化学 |
| 土 | 調整日 |
| 日 | 休み |
と、私は入試に必要な科目がこれだけだったので、こんな感じでスケジューリングしました。苦手科目をモチベーションの高い月曜日(日曜日を休みにするなら)に持ってくるのがおすすめ。私は国語が得意だったので、国語の日に日本史を入れました。1週間のスケジューリングは、人それぞれ個性のあったモノでかまわないと思いますが、1日に3教科とかやるのは効率が悪い気がします。全部一応学習した内容を復習するため、集中して思い出した方が良いんじゃないかというのが持論です。ただ、何日も同じ教科やると飽きるのと、長いことやらないと忘れちゃうので、科目のローテーションは大事。
調整日の設定は後で効いてきます。
と、1週間の予定が決まったら、次は1日に何ページ進まないといけないかを計算します。
この予定を立てた日から、9月の頭まで、勉強できそうな週数を数えれば、各教科に割り当てられる日数がわかります。
たとえば、8/31日まであと5週間だとすれば、お盆は1週間休みたいのであと4週間つまり各科目4日、といった感じに。休みはしっかり考慮しましょう。3ヶ月につき1週間分くらいの休み(上の予定の日曜日とはまた別に)は用意した方が、モチベーションが死なずにすみます。模試の予定もこの休みで相殺するようにしましょう。
1教科にかけられる日数が判明したら、自分が受験に使おうと決めた参考書(おそらく現役時のものと、買い足したモノをあわせてそれぞれ2冊ずつ)を引っ張り出してきて、各科目の総ページ数をリストアップします。下のはあくまで適当なページ数なので、自分で数えてください。ポイントは、問題集の趣旨を書いてあるようなページから、索引まで数えることです。そうすれば実質のページ数より多くカウントされるので後々かなり楽に進められます。
| 科目 | 数学 | 国語 | 日本史 | 英語 | 物理 | 化学 |
| ページ数 | 500 | 800 | 700 | 600 | 400 | 600 |
このページ数をそれぞれ、割り当てられた日数で割ると、その科目を1日に何ページ進めばいいかがわかります。
500ページ/20日=1日25ページ
といった感じです。もちろんこれは概算ですが、具体的な数値目標がないと確実に挫折します。
算出したページ数を元に、1ヶ月ごとのノルマページ数に付箋を貼り付けておきます。今月末までに次の付箋に到達するという、視覚的な目標になります。
重要なのは、1日のノルマをクリアしても、規定勉強時間(1日8時間)に達するまではやめないことです。そうすることで、レベルがあがってきても、ペースを崩さずに継続できます。ノルマを達成できないときも、8時間でやめて調整日に回しましょう。
重要なのは調整日。その週の予定が終わるまで寝ません。8時間を超えて最高12時間やり続けます。もし、その週の予定を終えてしまっていて、やることがない場合は、一番苦手だと思う科目の復習に当てます。私は日本史をやってました。
というところです。参考書には問題演習も多く書かれていると思うので、演習不足で模試が心配、ということにはならないと思います。
さて、どれだけ強い意志を持っていても、予定は崩れてくるモノです。そんなときに重要なのが予定の再構築。
予定が崩れてるかどうかは、やっている本人が一番わかると思います。取り返しがつかなくなる前に(←ここは、気づくまでの勉強ペース等から感覚で察する能力がないと宅浪はきついです)、上の手順を踏み直して、1日のページ数を再度決定してください。
重要なのは、1日のノルマをクリアしても、規定勉強時間(1日8時間)に達するまではやめないことです。
これを忠実に実践していれば、予定がそこまで崩れることはないので、大丈夫だと思いますが。遅れ始めたと思ったら、すぐに再構築するのがポイントです。早い段階で予定を再構築すれば、モチベーションも再構築されます。逆に、予定の再構築が遅れると、モチベーションは崩壊するのでご注意を。
こんな感じで参考書を各教科2冊ずつ終わらせれば、9月以降の模試ではA判定連発でしょう。
次回は、センター試験対策について書こうと思います。





3点しか足りてないなら誤差で受かってしまうじゃないか。
まずどれだけ成績が上がって受かったのか書かなければ、
その勉強法を参考にする動機は生まれないぜ。
コメント by 裕三 — 2月 9日, 2008年 @ 5:11 pm
なるぽ。
ちなみに、次の年は合格最低点+70で受かりました。
コメント by cod_tara — 2月 11日, 2008年 @ 12:42 am
[…] http://0-generation.net/archives/157 […]
ピンバック by secondKK » Blog Archive » 自宅浪人のノウハウ — 3月 14日, 2008年 @ 1:17 pm